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わずか0.2mmで起こること

皮膚は3層 (表皮・真皮・皮下組織)で成り立っており、

その中の表皮と呼ばれる部分は、4層(角質層・顆粒層・有棘層・基底層)で構成されています。

この表皮、厚さはわずか0.2mmほどです。

そしてシミの原因になるメラニン、これは表皮の一番下、基底層にあるメラノサイトがつくります。

紫外線を浴びた表皮細胞が情報伝達物質が分泌され、それがメラノサイトに届くとメラニンをつくるスイッチが入るのです。

繰り返します。2mmではありません、0.2mmです!!!

肌のお悩みに多いシミではありますが、人体に有害な紫外線から細胞を守ろうとする仕組みでつくられることを知ると、皮膚(バリア機能)の緻密さに感心してしまいます。
日々私達の体を守っているんですよね。

 

さてこの紫外線、夏が本番と勘違いされがちですが春先からぐんぐん強くなっていきます。

ドラッグストアの売り場でも、すでにハンド&リップクリームのスペースは縮小され、日焼け止め商品が多く置かれていますよね。

紫外線ケアは1年を通してです。

というのもシミをつくる原因となる紫外線は紫外線B波ですが、紫外線A波は真皮まで到達し、シワ・タルミの原因となってしまいます。

コロナ渦で、外出を控えていたとしても、室内で波長が長い紫外線A波を浴びている可能性がゼロとは言い切れません。

また、今日のニュースでは3月21日に自粛宣言が解除されるとの報道がありました。
以前よりは外出する機会が増えることでしょう。

 

明日からでも早めの紫外線対策を始めてくださいね!

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